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5月に咲く谷間の百合 追記

オル窓の二次創作、ファンアートを描いていると…避けて通れない?のが、原作で印象的な花…。真っ赤な冬ばら、ミモザ、すずらん…。どれも描くのは難易度が高い…(涙)

以前、すずらんを調べると、「ドイツすずらん」と「日本すずらん」があった。
実家の庭に春になると自生するのは、日本すずらん。半日陰に育ち、とても小さくて弱々しい。「窓」のは、ヨーロッパの「ドイツすずらん」。
それが、頭のどこかにひっかかっていて…術後のボーッとしている脳内で妄想となったようです。

描かないとイメージがどこかに行ってしまうので、早くカタチにするようにしています。
和名だから、よく考えたらおかしい、と気づいたのは、最終の仕上げの前辺り…。
ゼバス のふたりの掛け合いが見たかったんだ…。そういう訳で、ふたりの構図もどこかで見たようなのが多くなってしまう。最近では自分の中でそれもよし、としています。
ふと見つめ合い、目を逸らしても互いのことを想う…。

脱獄後のアレクが、ズボさんが買ったすずらんを見てユリを想う……ばらでもミモザでもなく。
ただひとり愛した乙女……その表現も清楚なすずらんに重なるようで…その後の展開を予期させるところのようにも感じられました。
子どもの頃から身近な花だったらいいな、ドイツでも……。

シベリアでの服装、強制労働も原作では冬しかないので、ネット検索してみたら…写真や絵もたくさん出てきたのですが…原作の雰囲気がなくなってしまいそうで…。(丸太が信じられないくらい太いということはわかりました。どうやって運ぶんだろう?)
春なら、丸太を運ぶのは台車…?写真では台車の台の下が見えるのが見つけられず…。マンガって大変だなぁ、と思いました。

そして、ちびアレクのシャツの刺繍は西シベリアの少数民族ハンティーの衣装や刺繍(とてもかわいい)を参考にしてアレンジしました。
おばあさまに処分されてしまうくらいなので、田舎風だったのかな、と。

それからゼバスの時期ですが、5月となるとカーニバルと復活祭の後でユリパパの急死後。クラウスはユリの秘密と当主になったことも知っていて…。ボートの前なので、あからさまに避ける以前ということで、ふと気を緩めた時にユリに声をかけられた、と思ってください。
実は、ここも描きながら、確認したところです(汗)

妄想の産物、原作のスキマの捏造エピソードなので大目にご覧いただければ幸いです。




↓かわいいところをトリミングしました。




5月に咲く谷間の百合 追記_d0368612_21330743.jpg

by j_innocence | 2020-07-08 22:00 | コマもの 窓 | Comments(0)
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