こちらは、同志に教えていただいた「日出処の天子」のその後の物語。 今は完全版の7巻に収録されているようです。 表紙が馬屋古女王(うまやこのひめみこ)ですね。 この度、初めて読んだのですが…おもしろかったです。 史実を基にこのような物語を生み出すセンスが凄い。 マンガ読書記録:3月4日 山岸涼子全集9巻 1986年 角川書店 あすかコミックススペシャル ↓感想 厩戸王子亡き後の殯宮(もがりのみや)に集まった一族。 父・厩戸王子から隠されていた末娘・馬屋古女王を長男・山背大兄王子(やましろのおおえのおうじ)が連れてきたことから、一族の男たちが色めき立って…。 馬屋古女王は父に似た面差し、容姿だが、目も見えず耳も聞こえず口も聞けず、足腰も立たない。 本能のままに男たちを惑わせる。滑稽なくらいで小気味がいいとさえ感じる。 山岸先生の描く厩戸王子がこうありたい、と思った姿なのだろうか…とすら思った。 血縁の近い者たちが互いの血に惹かれるのは、こんな感じなのだろうか、と思わされた。 厩戸王子の子孫が毛人の子・入鹿によって根絶やしにされることを考えると、その前の狂騒曲のようだ。
by j_innocence
| 2022-03-08 21:00
| マンガ
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Comments(2)
mihoさん、こんばんは😃🌃
馬屋古女王面白い…と言って貰えて嬉しいです💕 内容が内容なので好き嫌いがありそう、引いてしまう人もいるかな~と💦 馬屋古女王は読んでいて🔔ばらのジャンヌにも似てる部分もあるなと思いました…自分の本能に正直というか、馬屋古は社会から隔絶されていたのでジャンヌよりももっと善悪の区別も無く本当に本能のままに行動してますね😅 私は史実では悪者にされている入鹿の視点で描かれているのが面白いと思いました。 子孫達が滅びてゆく姿を厩戸はどんな思いで見ていたのでしようね… 滅びの美学というか…日出処から始まった物語が落日で終わる…というのがこの長い物語は馬屋女王を読んで本当に終わりを迎えたようにも感じました。
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>マーシャさん
こんばんは。教えていただいてよかったです😉 絵が繊細で美しく、台詞回しも品が良いので、幻想的な純文学作品のようでした。 善悪がなく本能的…無垢で残酷。 毛人の血を引く山背と王子の姿を受け継いだ馬屋古が惹かれ合い結ばれるのは皮肉な運命なのかも知れないと感じました。 日の出から日没、たしかに! 本歌を読んで理解が深まる世界ですね〜。 ありがとうございました😊
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